My roots

幾千年前からの自分のルーツを見つける”旅”の記録です。

怯む

『あの人と共に生きる事を選べば 生き直しするくらいのことになる』

 

この言葉に私は怯みました。

 

私とあの人は 根底は似てるように思っていたけれど 真逆な性格だとはずっと思って来ました。

 

なので、生き直しするくらい変化するのも想定出来ていたけれど 実際 他の人からそう言われると 大丈夫か⁈と怯んで 立ち止まって考えてしまっている自分に気づきました。

 

この後に及んで 180度人生が変わると 想像できないし こんな年齢から 180度変化するの⁈と 躊躇するわけです。

 

急に怖くなってしまった私は 何も動かない現実にホッとするのですが それも束の間で 心の底では あの人と生きる事を想像している自分に気づくのです。

 

想像と言っても 想定を遥かに超える事だろうな?と言う想像。

 

そして 怯む理由は もう一つ。

 

私の身の回りが急に動き出したこと。

家族も仕事もどちらも。

 

それは 「もうすぐ何かが起きる」と予感させるような雲行き。

 

水面下で動いている?って そんなの見えないものは わからないじゃない・・・と思っていたけれど この『見えない動き』が確かにある。と、感じられるから  

 

感じられるほどに 何かが起きると 心の底からアラームが聴こえて来るようになって来て

 

それで 少し腰が引けていると言うか・・・

 

「このままではいられない」

 

漠然と そう感じる。

 

どう生きるのかを 選ぶのは 私。

 

まさに 人生の岐路に立っている。

 

『私が望んだのでしょう?』

 

私の内なる声が聴こえて来る。

そうだ。

今世は あの人と生きたい と、彼に宣言したのは自分だ。

それに呼応するように あの人が心を決めたのであれば・・・私も腹を括るだけだ。

 

もう 裏切る事はしない。

今世は 想い合っているのに結ばれない悲しみはもう味わいたく無い…。