My roots

幾千年前からの自分のルーツを見つける”旅”の記録です。

真っ直ぐな

多分、真っ直ぐで純粋な性格をしているのだろう。

 

外見的にはクールに見えるけれど 中身は違う。

誰にでも優しくフレンドリーな感じだけれど 心の中は繊細な人だと思う。

 

私はあまりにも『会いたい』『どうしたら信じてくれるの』と聴こえてくるので ついつい、「そんなに会いたいなら会いに来たら良いじゃない!」と問い返してしまった。

なんてキツい言葉を心で問い掛けたんだろう・・・

 

でも、その日は絶対に会う事は無いと思っていた。

 

なぜなら、私自身が変則の仕事の日で 仕事終わりに寄り道をしないとならない時だったから。

 

そしてあの人は仕事なのか休みなのかもわからない状況。

 

会いたいなら 堂々と来たらいいのに。

 

なんて思っていたのだけれど、来れるはずがない、会いに来るわけがないし 遭遇すら難しいだろうとたかを括っていた。

 

私は何をムキになっているのだろう?

そう思いながら その日仕事をして その後寄り道をした。

 

だんだん疲れて来て 身体が重くなってくるような 何か急にイライラしてしまい そんな自分の感情・・・これ、自分の感情なのかな?と思いながら どうして急にイライラし出したのか分からず 帰路に着いた途端。

 

あの人が⁈

 

ほんの少しのタイミングを逃せば遭えなかった。

そして、あの人がここを通っているのは 遠回りして来た?

今の あの人の職場の位置からすると 恐らく 私がいつも通る道は遠回りになるはず。

現に、遭遇した場所からあの人は 行く方向を変えるところだった。

 

わざわざこの道に来た?

 

まさか、私が『会いに来たら良いじゃない!』と怒って問いかけた事に反応して 出来る限りの行動を起こした?

 

何度も何度も あの人は精一杯 出来る限りの行動を示しているように思う。

それを理解したり 信じられていないのは私。

 

私が そんなに想われるような人間じゃないって 自分の事をそう思っているから・・・

いつまでも自己否定する癖が治らない自分にガッカリもするし 真っ直ぐなあの人に自分は全く釣り合わないと思っている。

 

きちんと 話をしたい。

こんな状態ではなく、面と向かって話したい。

今までの事が単なる偶然なのか そうでは無いのか?

 

そうするには どうしたら良いのか。

そのチャンスが有れば と願う。

 

でも、その機会が来ないのは まだ今では無いのかもしれない。

 

またしばらくは 自分と対峙するしかないのでしょう。