My roots

幾千年前からの自分のルーツを見つける”旅”の記録です。

運命

またまた久しぶり・・・なのですが、彼に会う用事が出来て会いに行った時に彼が言った言葉が『運命』

 

冷静に聞いていましたが 心はかなり動揺しました。

 

前後の流れは・・・私がクライアントで行くと言うのは仕事の話しかしないのですが、

 

「運命だね!」と言って とても嬉しそうにテンション高くなっていた彼。

 

天邪鬼な私は いやいや、運命じゃない。って思っちゃった。苦笑。

じゃない、訳でもないとは思うけどね・・・素直に一緒に喜べなかった。

何年か前と同じ日に次会う約束になった時にその事に気付いた彼が嬉しそうに言った「運命」って言葉だけど・・・

 

私にとって、過去のその日にちは辛かった頃の記憶で 目の前のテンション高い彼をみたら苦笑いしか出来なかった。

腐れ縁じゃない??なんてツッコミ入れたかったんだけど笑

 

・・・ そんな事言ったら、あの人とはどれだけ沢山、「何年前の同じ日に」があった事か。

 

それは運命ではなかったの?あの人とは運命ではなかったのだろうか・・・

 

何故今頃になって 彼はそんな言葉を言うのだろう。

私はずっと、彼が運命の人だと思って来たけれど どうも違うような気がすると最近は思い始めて来て・・・

もう何年経ったのか?彼と出会って衝撃を受けた時から、彼に不毛な片想いをしてしまった!と苦悩した日々から何年経ったか(もしかして10年近く経っている?そこまで行かないかな??)

 

彼のご家族の事も 受け入れて プラトニックで気持ちを伝える事もないし この先も何も言うつもりがなくて 友達のような 戦友のような きょうだいのような 遠い親戚のような・・・このままの距離で時に導いてくれたり助けてくれる(助けてくれない事の方が多いけど)

 

それでいいって思っていて、違う誰かが助けてくれるのなら、一緒に使命に向かってくれる人がほかにいるなら 彼でなくてもいいって思うのに。

 

・・・そう思っているのが伝わったのかな。

それで 「運命」って言葉で自分の存在を表したのだろうか?笑

 

つい、この間 また夢を見た。

 

とある場所、私がエレベーターに乗ろうと開いた扉に向かって小走りで向かうと 先客がいて・・・それはスーツを着たあの人でエレベーターに乗って 扉を開けて待っていてくれていた。

 

なのに、私は直前で走るのを止めたのだった。

乗るのを諦めて・・・先に行ってくださいと伝えたのか ジェスチャーしたのか忘れたけれど

 

とにかく「諦めた」と言う感情だけははっきり覚えていた。

 

もう、夢は見たくない。

必ず 後に この事の意味が分かってくる。

心が壊れてしまいそう

 

諦めたんだ・・・私はあの人の事諦めたの?

彼と共に ちょうど良いカタチと距離で心だけ繋がってそれで良いって事にしたの?

 

あの人とも繋がっているのはわかるのに・・・とても遠い存在に感じる。

 

大きな事をあの人はやろうとしているように感じる。

 

私は追いつけない・・・と感じてしまった。

物理的な距離ではなく、私じゃあ あの人と一緒に何かを成すだけの実力が無いと言う意味で。

 

 信じたいのに・・・いつか迎えに来てくれると信じて 自分の道を歩いていくのに・・・

その夜、1人涙していると「泣くな・・」「一人で泣かせてごめん・・・」って 胸がギューっと締まって そう響いて(聴こえて)来たけれど・・・

今すぐ迎えに来れないのも重々承知。

それでも 切なくなる。

 

今はきっと彼が私を支えてくれる番なんだね。

 

彼に突き落とされていた数年前は あの人が救ってくれた。

 

やっぱりあの2人は 半分の檸檬の果実・・・そのまた半分ずつ・・・(by米津玄師様)

 

なんだろうなあ・・・

 

だから、彼が 「運命だね!」って言ってくれた事・・・あの彼がそこまで言ってくれるようになった事 喜んでありがたく受け取ったら良い事なのかな・・・。

 

素直に・・・彼が運命だねって言って喜んでたのが可愛かった と わたしの気持ちに素直に。