My roots

幾千年前からの自分のルーツを見つける”旅”の記録です。

本当の彼は・・・?

彼に 恐怖心を持ったまま それでも会う用事が出来てしまう。

 

そんな時に 私は 彼以外の人に用事でそこを訪れます。

いえ、敢えて 彼以外の人に用事を頼みに行ったのです。

 

その時に たまたま 彼を見かけました。

 

それは 今まで見たことの無い位に・・・私が傷つけられる前の あの明るく元気な彼ではなく・・・・

 

全身にバリアーを張ったような 他人を全く寄せ付けないような彼でした。

 

まるで、周りは敵だらけ・・みたいな雰囲気。

 

その時、彼は 近くに居た私を一瞥して通り過ぎて行きました。

 

私は・・もちろん「怖い」と感じましたが 「なんでそんなに 誰も寄せ付けない雰囲気を出しているの?」と 気になりました。

 

社会に生きる上で 勿論 いつも誰とでも 仲良く協力しあえるとは限らないし 周りの人に 自分の本当の全てをさらけ出す事も、男性なら余計に 無い事だとは思います。

 

だけど、そこの職場の他の方を見ていても あんなに 周りを寄せ付けない雰囲気の人は居ないな・・・と感じたのです。

 

そして 怖いのに なんだかとても気になってしまいました。

 

私が見てきた彼は 一体 どれが本当なんだろう?

 

愛想がいいのは 営業用?

1人で外を歩いている姿の あの 柔らかで それでいて凛とした雰囲気は?

他人を寄せ付けない雰囲気は?たまたまなの?

 

何故 私は 単に そこにごくたまに出入り するだけなのに 彼に遭遇するのも稀なのに  こんなに色々な一面を見てしまうのだろう・・・

 

そう思い ますます 彼の事が気になってしまうのでした・・・。