My roots

幾千年前からの自分のルーツを見つける”旅”の記録です。

そんな中で・・・

母が亡くなった。

 

確かに 入院はしていましたが、そんな 亡くなるような 疾患ではなかったのです。

 

色々な要素が絡み合って・・母自身の運命でもあったのでしょう。

誰が悪い訳でもない、医療ミスがあった訳でもない状況で 母の命は終わりました。

 

子供の頃からの確執で 母が亡くなってもきっと私は泣きもしないだろうと思っていましたが、亡くなった母を見ると 涙が溢れました。

臨終に間に合わなかった・・ほんの数分で・・一人で逝かせてしまって・・と。

 

確執自体は 実は その数ヶ月前に 母から謝りの言葉があり、私自身も子供の頃からの思いを母に正直に言えた事で かなり癒されたのだと思います。

 

そして、母自身も辛い人生を必死に送って来たんだと 理解する事・・許す事も出来ていたのです。

 

私が涙を流したのは その時だけでした。

後は 葬儀を取り仕切らなければならない。きちんと母を送ってあげないと・・・

放心状態の妹や 私の子供たち、母の親戚を やはりフォローしないとならず

泣いている場合ではなかったのです。

 

ただ、解放されたような気持ちにもなっていました。

母の介護があるから 私は自分の進みたい道に今は行けないと 思っていたのです。

 

その頃は職場の激震で もしも今の職場を辞める事になったなら 昔諦めてしまった方向に進みたいと思っていたので・・・

それには、母を見捨てていかないとならない訳で。

 

「ああ、もう 何処へでも行く事が出来るんだ・・・子供たちはもう幼児ではないのだから 私が居なくても生きていけるんだし・・」と ふと、そう思ったのです。

 

どっちにしろ 子供たち自身も あと数年でそれぞれ自分達の世界へ旅立っていくのです。

それが数年早いだけなんだと・・一般的な考え方をすれば私は 我儘な母親と思われるでしょう。

 

その事を すぐに実行しないにしても・・・

 

ただ、心が フワッと軽くなったのです。

 

そして、母を送ったその日の朝・・・枕元に沢山の小さな羽根が⁉︎

羽布団??いや・・・違うよな・・・もし羽布団に、しても 何故か私の周りにだけ⁉︎

 

また、不思議現象が起きたのでした。