My roots

幾千年前からの自分のルーツを見つける”旅”の記録です。

関係が変わっていく

彼と リアルで会う事が減って 何故か あの人に遭遇する事が 増えたのです。

 

用が無くなれば 彼とは会わなくなるのだろうな・・と思うと同時に あの人には・・なんとなく この先も 偶然に でも遭うような気持ちになっていました。

 

その、偶然 遭遇する時は 前触れも無く 動悸が起きる事に気付きました。

 

何だろう?特にこれから緊張するような事は無いのに?と 病気・・心臓が悪いのかな?不整脈でもなったのか?と思って居ると 遭遇する。

当時は そんな時が多かった様に思います。

 

理由無く 胸の鼓動に異変が起きる・・と言った感じ。

 

いつか、あの人に 話しかけてみよう・・・

 

もう、何年も前にお世話になった事を あの人が覚えていなくても・・・あの時 本当に助かった その感謝の気持ちを 伝えたい・・

 

そう、思うようになっていました。

 

 

 

依然として 完全には彼に会わなくなるようにはならないのですが、気持ちは・・・

 

彼に対しては割と フラットな感じで 大きな揺れがなくなったようにも思いました。

会う回数が減って 近すぎない事で 平常心を保って居られるのかも知れません。

自分の事に 集中出来た・・とも言えるでしょう。

 

 

 

そして あの月・・あの日が来るのです。

 

前の年・・急にあの人に振り返られた あの月、そして ハッキリと 私の顔を 振り返って確認?していった日・・

 

その日と同じ日の、同じ場所に 私は 行ったのです。

 

普通に考えると そこで会えるなんて そんな凄い偶然なんて 無い筈です。

 

普通にお仕事している人が、居るわけない。

 

私だって その日・・・あ!仕事休みだ・・・と言う事で そこに行ってみたのです。

 

でも、時間帯だって 違う訳だし 私、何をやってるんだろう・・・と、思いながら。

 

しかし、次の瞬間 目を疑いました。

 

・・・居る⁉︎

 

あの人の あの車が 駐車場にあったのです!

 

見間違いではなく、あの車!あの人が居る・・・⁉︎

 

偶然・・・その言葉は 私には必然のように感じました。

 

が。

 

珍しくその時間に混雑していたそこで、あの人の姿を 私は見つける事は出来ませんでした。

 

それでも、1年365日のうちに 1日しか無い その日に・・・

約束をした訳では無いのに・・・

凄く近くに居たんだと言う その事だけで 私は 不思議なくらい 幸せな気持ちになったのでした。