My roots

幾千年前からの自分のルーツを見つける”旅”の記録です。

やっと心から『感謝』出来た

仕事で、自分の実力の無さが露呈した。

 

と、言うよりも 苦手な事に ぶち当たってしまった。

 

さらに、私は 今の職業に就いてから この状況で困った事が無かった。

 

職場の人から 「奇跡的だ」と言われてしまうくらい 自分でやらずに済んで来た・・・誰かが代わりに・・・例えば 上司だったり。

 

同じく、家庭においても 仕事以外で その事は 出来ているもの・・・のはずが、夫が全て 代わりにやってくれていた。

 

やってくれていた と、言えば 聞こえが良いが 私が聞いても「自分がやるから良い」「やってあげるから」と 覚えさせてもらえなかった。

 

それに甘えていた私。

 

だから、何も・・・その事に関して出来ないまま。

 

とても恥ずべき事だった。

 

この仕事をしていて出来ない では 済まされない。

この上を望むのであれば 必要不可欠な事。基本的な事と言うのか。

 

今日は、その事が発覚してから スタッフさんが付きっ切りで教えてくれた。

上司も それを黙認してくれた。

私は今日、本業を殆どこなしてはいない。

 

恥ずかしさと申し訳ない気持ちと同時に、とてもありがたかった。

 

「今 覚えないと!」と口々に言ってくれて 飲み込みの遅い私に しっかり教えてくれた。

 

一見、恥晒しな事でしたが、これはチャンスでした。

 

さらに高みに行く為の布石・・・

 

そんな時に 私は思い出したのです。

 

『元カレ』の事を。

 

学生の時に 他の友達には 答えを教えるのに 私には「自分で解け!」といつも冷たかった。

 

ある日、「なんで私にだけ教えてくれないの⁈」とケンカを売った私に 「自分で考えて答えを導かないと いつまでも理解出来ないんだぞ?」と言ったのです。

 

当時は、彼に愛されていないと思っていたのですが、今日、気付いたのです。

 

もしも、答えだけ聞いていたら?自分で何も考える事なく 経験すらしないで モノにならなかっただろう。

 

甘やかすのは簡単。

本当の愛情は、自分でできる力を付けさせる事。

何でも代わりにやってくれるのは、本当の愛情では無い・・・

 

現に、現在の夫と結婚して 私が出来ない事は 全て夫がやってくれた。

私は十数年間の結婚生活で 全く成長していない。

そして、『支配されている』と感じて反発を持つのは・・・私は本当は自分で覚えたかったんだと。

これは 本当の愛情では無いんだと 分かったのです。

 

夫にしてみると、私が何でも出来るのは・・・支配出来なくなる事・・・

 

私が頼れば 夫は 自分が居ないとコイツは生きて行けない と思う。

 

私自身が 立ち上がってから 夫に「上から目線でモノを言うな!」と怒られた事がありました。

決して 上から目線でなんて言っていません。

夫を気遣った発言だったのに。

なのに、そう感じるのは・・・夫に自信が無いから。

 

これでわかったのです。

 

誰が 本当に私に良い影響を与えたか?

誰が私の事を 本当に愛していたか?

 

ずっと恨んでいました。

傷つけられて 男性不信になっていました。

全部、元カレのせいだと思って来ました。

 

違う。

私が 依存していただけ。

依存は愛情ではない。

私は 元カレに とても大事にされていた。

とても愛されていた・・・

気付いて・・・仕事中なのに泣きそうになってしまいました。

「ありがとう」それしかなかった・・・

 

元カレの事、好きになって良かった。

傷ついた事は沢山あったけれど お付き合いしてくれた事に感謝しました。

何度か 傷つけられた事を振り切れたと思っていましたが・・・今日、心から感謝しました。

 

先月の、仕事絡みのイベントで 元カレの存在を乗り越えました。

コンプレックスから解放され 自信も付いていましたが、今日は感謝出来るところまで来ました。

 

1つ1つ、乗り越えて・・・1人1人 出会った人達に感謝出来るようになれたらと・・・

 

そして、今居る会社の皆さんにも 心から感謝です。

どんなに呆れても それでも見捨てずに 覚えの悪い私に根気良く教えてくれる。

とてもクセの強い上司なのに、気にかけてくれて 「もしかして、しばらくやっていないから、コレ 忘れているかも?」との事で 発覚した今回の私の 超苦手分野・・・

 

本当に恵まれていると実感しました。

 

そして、私は まだ この先へ進めと 宇宙は指令を出して来たようです。

前記事では迷っていましたが、やっぱり この道で 間違えていないようです^^