My roots

幾千年前からの自分のルーツを見つける”旅”の記録です。

思い込みを外す

彼との関係は私が彼のクライアントと言う存在で いつも彼に色々な事を相談したり助けてもらう関係でもあります。

 

なので、プライベートのお付き合いは皆無なのです。

 

彼からのアドバイスで私自身の天職に活きてくる事が多々あって 今の関係性は私自身はとてもありがたいと思っているのです。

 

以前、まだ恋心を抱いていたと思っていた頃に 彼が職場に不在の時がありました。

 

私が会いに行き 帰ってから 数日後に不在になると知った時、私は 何故 会いに行った時に その不在になる日を教えてくれなかったのだろうと とても悲しくなったのと 彼が不在の時に急用が出来たらと 不安に思った事がありました。

 

その感情は 実に私の身勝手な感情です。

 

と、今になれば良く分かるのですけれど、当時は傷ついていました。

私の存在はこんなものだったんだと。

 

彼を信頼しているのに伝わっていないと思い込んでいました。

 

先日、当時と同じような状況を体験しました。

 

私が会いに行き 一頻り相談して 自分でなんとか出来ると 彼も理解してくれたその数日後に彼が急遽不在と知りました。

 

一瞬、数年前の事が蘇ります。

 

「また、私に隠していたんだ・・・」と悲しくなりそうな時 ふと心に浮かんできたのは

 

「きちんと私の話を聞いて 私が大丈夫と確認してから不在にしてくれたんだな・・・」と感じたのです。

 

そう。

きっと数年前も そうだったんです。

 

先に彼の不在を知れば 私が不安になると彼は知っている。

 

なぜなら 彼が居なくて、どうしたら良いのか困った事を その時よりも更に前に私は彼に伝えていたのです。

 

誰に相談したら良いのか心細くて泣きそうになっていた頃。

泣き言を言ってしまったのです。

信頼しているのは貴方なんだと 周りに他の人が居たのであからさまでは無いにしても 私は彼に意思表示をしていたのです。

 

その後も 勇気を持って 彼に助けて欲しいから相談しているんだと 何回か 訴えて来てはいました。

 

物凄い勇気を出して、しかも 周りには変に勘ぐられないようになので・・・大変でしたが 言わないと伝わらないと思って。

彼の職場での立場を最大限に尊重して・・・。

 

その時以降、徐々にですが・・・彼は私がきちんと解決出来たり どうしたら良い方向に行けるのか 話をじっくり聞いては 考えて対処してくれるようになりました。

 

彼自身も 私が彼を信用している、信頼していると言う事を以前は信じられなかったのでしょう。

冷たく突き放されたりもしました。(当時は 「職務怠慢だろう!怒」と思ったけど笑)

 

今回もですが 恐らく前回も 彼は私が大丈夫と確認して・・・なんだろうと気づいたのです。

 

酷い仕打ちをされた訳じゃなく、彼の優しさなんだと感じます。

彼だって外せない用事や仕事があるわけですから。

予め かなり早い時点で仕事上の予定が立っている不在に関しては伝えてくれますしね。

 

だから安心して良いんだと 心が温かくなりました。

 

私は何が不安だったのだろう?

何が悲しかったのだろうと思った時、「私は大切にされていない」と感じてしまっていました。

 

そんな事はないのです。

私は大切にしてもらっているのだと気づく事が出来る。

私も私を大事にしているのなら 大切にされていない訳はない。

自分を大切にしていないから、自分を信じていないから 他人からもそう扱われていると感じるのですね。

 

 

私は大丈夫 と自分自身がしっかりと保てている事。

彼も 私なら大丈夫と信じてくれている事。

 

無闇に心配するのではなく、お互いに 自立した存在同士でいられると 最近は感じます。

 

自分に自信がない時は特に思い込みが強くなってしまいます。

今の私は また一つ 思い込みを外せるように 変化出来たのだと嬉しく思います。