My roots

幾千年前からの自分のルーツを見つける”旅”の記録です。

牡牛座の新月の日に

新月の前々日辺りから毎日、 1日中 彼のサインが頻発・・・

そして 寝入り端などに エネルギーと共に 私は夢か幻か妄想でも見ているように・・・それは どうやら 彼、あの人、同時に登場しているのか・・・

 

「今世は 自分を一番に愛してくれる人、一番にしてくれる人と一緒に生きていく」みたいな事を 私は呟いていました。

 

「私を選んでくれないあなたには会いたくない」

 

「あなたに会うと傷つけられる。自分をこれ以上傷つけたくない」

 

そんな事を 毎日 その寝入り端だったり

起きがけだったりに 強く心で叫び 寝言のように呟いていました。

 

なんとなく・・・あの人と彼と 3人で話をしているような感覚でした。

 

彼もあの人も、それぞれの想いがあって・・・ぶつけ合っているような。

 

私は、どうしたいのか?・・・考えて考えて・・・選んだのです。

 

「私は 今世は あの人と行きたい」・・・強く 彼に伝えました。

 

あの、イベントに行って 思い起こしたのが あの人。

使命と天職に関係ある場所で 何度もあの人を思い起こし 魂が震えるように 涙が溢れそうになった事。

 

そして 現実世界 、この3次元で彼と一緒に生きる事は 無いだろうと。

ここのところの 出来事で 悟ったと言うのでしょうか。

 

彼の 今ある3次元での幸せな生活・・・それを全うしたら良いのだと。

 

私は私で・・・あの人となのか 全く別の誰かなのかは分からないけれど 魂の繋がりの近い誰かと一緒に 生きていきたい。

 

決めるのは 彼だし、私でもあるのです。

 

私は もう会えなくなっても良いかもと思いました。

会って 3次元で共に生きられない寂しさに囚われるのなら 会わずに ・・・それで穏やかに 心揺らさずに 生きていけるのなら・・と。

 

何度も繰り返す その苦しみに 心身ともに 削られていく自分を このままにしておく訳にいかない。

何かを変えないと 本当に 自滅してしまう・・・その危機感を覚えたのです。

 

 

 

新月の日、その日は以前から 彼に会う予定が入っていました。

 

心は 何故か 静かでした。

鼓動だけが トクトク聴こえてくる。

 

話は 全く いつもと変わらなく プライベートな話は一切無く。

なので、もちろん そんな 夢、幻、妄想?には関係ない話しかしていないのに 

偶然なのか・・・彼は キーワードを言うのです。

 

「三つ巴は大変だから」

 

「それで君が苦しむなら ここから離れて構わない。」

 

全く違う話なのに そんな言葉が彼の口から出るのです。

 

私は・・・悲しい・・・?

 

以前の私なら 彼に会わなくなる事、突き放される事があれば どん底に落ちていました。

でも、少しだけ寂しく感じましたが 安堵の気持ちの方が大きかったのです。

 

まるで、円満にお別れをするかのように 笑顔で明るく・・・

 

私に辛い思いをさせたくない・・・そんな風に感じました。

 

いつも一人で泣いている私が 笑って生きていけるのなら と。

 

「あの人と一緒に行っても良いよ」と言われているようにも 思いました。

 

この先、本当に 彼にお世話になる事が なくなるのかもしれません。

 

もしかしたら 私は ここを離れる事になるのかも知れません。

 

私は 3次元に生きているのです。

今、この瞬間に 人間として生きている。

  

人間としての命は 限りあるのに。

ましてや 私は もう人生の折り返し地点を過ぎている。

それを差し引いても 人の命は いつ終わってしまうのかもわからないのです。

 

いつも、思っていました。

 

人それぞれの幸せだから 心が繋がっていたらそれで幸せなのも良いのです。

 

でも、私は そうではない。

 

同じ時代に生まれて出会ったのは 偶然なんかでは無く、必然だと思うのです。

 

心だけ繋がって幸せ。で、済むのなら 苦しんだり葛藤する必要は無い。

『密かに想いあっている』で済むのではないのかと思うのです。

 

こんな近くに 魂の繋がりの深い相手が居るのは・・・

滅多に出会えない魂だとしたら 何故 こんな近くにいるのだろう?

 

逆に 魂の繋がりの深い人が こんな近くにいて 離れようにも離れられず 引き戻されるのは 何故なのか?

 

そう思った時に 私は、このまま 心が繋がっただけでは何も変わらないのではないか?と思ったのです。

 

社会に生きる上で 踏まえないとならない事はあると思います。

相手の立場を最大限に思い遣って 自分の気持ちを偽らない。

 

行動しなければ、言葉に表さなければ、ずーっと同じ苦しみだけを繰り返してしまう・・・?

生まれる前に決めてきた、『2つの魂が一つになっている状態』になるように 進んでいないのなら 何度でも繰り返していくだけで・・・

 

普段、自分の周りに居る人達とだって、言葉を交わさなければ 何も伝わらない。

感情を表さないと 何も伝わらない。

それと同じ・・・

魂が同じだからといって 伝えなくても分かってもらえるなんて 

それは・・・違う気がしています。

 

自分と同じ魂ならば 余計に・・・伝える事を 大切にしないと・・・分かってもらえるなんて 自分勝手な独りよがりでしかないように思うのです。

だって、別々の人格に生まれているのですから。

真逆なら 余計に伝えないと 伝わらない・・・

 

しかし、相手の望みと自分の望みが一緒とは限りません。

 

 

私の望みは・・・ たとえ3次元的だと言われても 今世の残りを共に生きてくれる人と行きたい。

魂の繋がりの深い相手と 生きていきたい。

そして、光となって 一緒に宇宙に還っていきたい・・・

 

彼が、心が繋がっていたら それで良い と思っているのなら 別々の人生を歩んで行くしかないのです。

 

自分が思っているのとは 違う魂の繋がりなのかも知れない。

誰にもそれは、わからない事だから 。

 

宇宙だけが知っていること。

 

きっと、寄り道したり 転んだりも 宇宙の計画通りのこと。

 

それなら、私は 今 自分が望むように行動したい。

 

彼と一緒に生きたい、ではなく あの人の事をもっと知りたい その気持ちに正直に進もうと 思ったのです。

 

その事に 彼から 許可をもらった・・・

 

そう、捉えられる 状況になった。

 

牡牛座の新月の日の 出来事でした。