My roots

幾千年前からの自分のルーツを見つける”旅”の記録です。

トラウマが露わになる

夏至

 

今までトラウマになっていた事・・・

 

原因。

 

露わになりました。

 

「知っている人に プライベートな時に会った場合に 声を掛けてはいけない。」

 

ずっと 思っていました。

 

相手に拒否されると。

 

何故、そう思うようになったのか、その発端の出来事を遡ってみました。

 

数年前、私が道を歩いていた時に 目の前の信号待ちしている車・・・

それが、偶然にも 彼で。

絶対にこちらを見なかった。

当時は、それこそ 目が合えば 会釈くらいしようと思ったけれど、不自然に反対側を向いたままのその姿に プライベートな時は絶対 関わりたくないと 思われていると

拒否されていると感じ、傷ついたのです。

 

お世話になっていて 会釈する事くらいも許されないのかと。

 

いつもの愛想の良さは 見せかけなんだと、その辺りから 彼に対する二面性を感じて 信用できなかった。

 

そして、その時に この傷が付いた。

これだった。

 

もっと掘り起こして行くと

 

かなり昔に 職場の男性の先輩が 私にだけ隠していた事があり

 

何故、私には教えてくれなかったのか・・・

 

周りから聞いて 初めて知って『 話してくれなかった事にショックを受けた』事があります。

 

私は その先輩と仲良かったから・・・仕事以外でも 色々と面倒見てもらっていたし、兄妹のような感じで・・・嫌われていないと思っていた。

 

どうしてなんだろう?

 

その話は 先輩にとって喜ばしい事・・・奥さんが お子さんを授かったと言う話で。

私にとっては 兄のような存在の先輩が お子さんを欲しがっていたのを知っていたので 一緒に喜びたかったのです。

 

本当は嫌われていたんだろうか?と・・・

でも、その先輩は未だに 年賀状のやり取りがあるし、私が就職先を探していた頃は 「来ないか?」と年賀状に書いてきたり。

 

嫌われていたら、それは無いと思うのですが・・・謎ではあります。

 

とにかく、ビクビクとするように・・・知っている人、それも 男性には絶対に声を掛けてはいけない、挨拶もせずに 見なかったフリをしようと思ったのです。

女性の知り合いとか、子供繋がりの知り合いならば 声をかける事も 挨拶する事もありますが。

 

そんな私の傷を、いとも簡単に 打ち破ってくれた男性が現れました。

 

私の今の 同僚です。

 

家族で買い物をしている場面に、偶然 私は出くわしてしまったのです。

 

そして、咄嗟に私は 逃げました。

 

が、「どうして逃げるんですか⁈」と 追いかけて来ます。

 

そして、ご家族に 職場で一緒に仕事している人だと、私を紹介してくれたのです。

 

当然のように・・・逃げる方がおかしいと言わんばかりに。

 

それは 驚きと共に 私自身を隠さずに済んだ事、隠された存在にされなかった事が嬉しく思ったのです。

 

今まで悲しかったのは・・・

怯えて来たのは・・・

 

日陰にいるように息を潜めて暮らして来なければならないと思っていた事。

挨拶一つもさせてもらえないのは、何故?

どうして私にだけ、喜ばしい事を教えてもらえないの?

 

先輩にとっても 彼にとっても 私は そのような存在として 扱われて来た事。

 

私は どうしたい?

職場の同僚が私に取った行動の様に 振る舞いたい。

逆の立場に立った時も もちろん・・・

 

私は そこに居るだけで 嫌われる。

そう、思ってしまっていました。

存在を 公にしてはいけないと 思っていた。

私と関わりが有ると 思われたくないんだと 思っていました。

 

自信がない その理由の一つは 私の存在を敢えて無視したり、否定されて それを まんま 受け止めてしまっていたのもあるように思いました。

 

私は 存在していて良いんだと。

誰も 私を否定してはいけない言う事。

だから、どんな態度を取られても 私は、私の味方になってあげないと・・・

 

否定する方がおかしい。

私は 堂々と ここに居て 思った通りに行動したら良いんだ。

 

少し 気持ちが 柔らかくなるように感じました。