まるで憑物が落ちたかのように・・・
今ならそう表現出来るのですが、その時は 本当に苦しみ倒したと言う表現がぴったりな状態でした。
身体が普通ではない状態で エネルギーが滞って 浄化も一緒に起きて と言った感じでしょうか。
寝込むとか言うレベルじゃない酷さ。
牡羊座の満月の辺りから 天秤座新月の間 結構長期間に渡り 総入れ替えでもするんだろうか？と言う感じの私の体内。
最後は 『無』
心まで ぽっかりと『無』
なすがままと言うか 逆らう事も抗う事もできないのです。
どうにも出来ないと 『無』になるんだなぁ・・・と知った感じ。
ちょうど満月でヒーリングを受けていたり 自分の持っている物が新しくなったりと 変化が起きたのもありましたが 体調に現れてくる事が一番堪えたし どんなに執着しても 無になる事もあるのだなぁとも知りました。
その頃・・・その出来事より少し前に 何度かまた偶然にも あの人を見かけました。
偶然遭った・・・すれ違った。
以前は 何かしらのリアクションと言うか 私に気付いている感じがわかったのですが、その頃 あの人は こちらを一瞥もしなくなったのでした。
今までが 偶然だったんだ。
もしも、私が受け取っていた感情やエネルギー、視線が 本当に私に向けたものであったとしても 今は 興味の対象が 他に行ってしまったんだと
そう感じるようになっていました。
その後、満月を過ぎて あの人に遭う事も(私が体調不良で仕事にも行けなかったなどあるので) 偶然もなくなり また 例え あの人が偶然にも以前の通勤路を通っても 私を絶対に見つけられない状態になった事情もできてしまいました。
体調不良で苦しみ倒した時、何を思ったか
誰の助けを求めていたのか・・・
私は、家族や夫ではなく、彼でもなく、あの人の事を思っていました。
願っても 執着しても 叶う事は無い・・・
自分で この状況を脱出するしかない。
力を振り絞って まずは病院へ行き、やはり身体に異常は無く
ならば、本当にこの浄化とエネルギーの滞りを自分でなんとかするしかない・・・
いつもあの人に遭えば エネルギーの循環が良くなってつらい体調が良くなる事が多かった。
それは もう望めないと解っているのに いつもあの人に遭遇しないかと気持ち的に依存していた部分がありました。
他力本願では状況が変わらないのもわかっているのに いつのまにか気持ちがあの人に行っていた。
これは 違う。
自分で立つ事。
彼との間で起きた事象の時に学んで来たのに。
それから 自分でエネルギーを循環させるワークをしたり 休息を優先して 自分を立て直す事に向かったのでした。
この 無の境地、のちに やはり 必要な出来事で次のステップへの大きな一歩だったのだとわかるのでした。
