My roots

幾千年前からの自分のルーツを見つける”旅”の記録です。

感情の解放

感情の解放といっても、私の場合『泣く』事が一番と言うのでしょうか。

 

怒りの感情や悲しみの感情を 飲み込む癖があります。

 

我慢する癖。

 

以前、母を亡くした時 泣く事が出来なくて ずっと胸に重いものをズッシリと溜めていて それは子供の頃からの確執もあるから 意地でも泣かないと思った事もあるけれど、長女だから、私がしっかりしないと と言う呪縛のようなものを自分でかけてしまっていた部分もあると思うのですが、

 

本当は 母を恋しく思っていた事。

もっと甘えさせてもらいたかった感情も 全て 自分の奥底に隠してしまっていたのでしょう。

 

それを解放させてくれたのは 他でもない あの人だった。

何をしてくれた訳でもないのですよ。

それでもやっぱりあの人の存在だった。

 

あの人に遭った時 母に対する、こみ上げて来た感情を抑える事が出来なくなって 涙が次々溢れて 自分の奥底の感情を解放できて すっきりした事。

前に進む力が湧いて来た事。

 

なんと言うのか・・・いつも感じでいたのは あの人にあうと ホッとするとか、不安に思っていた事が安心感に変わる、あ 大丈夫!と勇気が出たりするとか 彼に傷付けられた時に会うと 悲しみが軽くなるとかあったなって。

 

今回は ずっと・・・あの人が居なくなってしまった事を 誰に話すでもなく 彼に会う用事もなかったので 1人で悶々としながら そのうち 忙しさに紛れさせてしまっていました。

 

日にち薬だ・・と思って、いずれ気にならなくなるだろうと また、感情に蓋をしようとしていました。

 

逆に言えば、あの人のように 会った(遭った)だけで 癒される存在が今は周りには居ないと言う事なのですが。

 

ちょうど牡牛座新月が過ぎて数日たったある日の夜。

 

夜空に細い月が出ているのを見て 何か神秘的なものを感じたその夜更に、不意に悲しみに押しつぶされて何時間も涙を流し続けてしまったのです。

 

忙しく日々を過ごしていて 一息ついた時でした。

 

エネルギーが来てる?

誰?・・・あの人のように感じる・・・

 

エネルギーを受け取りながら 急に「悲しい」と言う感情が襲って来て・・・

遭えなくなった事が悲しい。

正直に、そう思った。

 

過去世のように 側に居られなくなるのは嫌だと思った。

 

最期に会えずに終わる人生は嫌だと思った。

 

まだ、何も伝えていないよ・・・私。

貴方と話したかったんだよ・・・と。

また、何も言えずにお別れするのは嫌だよ!と思ったら 悲しくて号泣してしまったのです。

 

どうしてなのか?

出逢った事を後悔はしないけれど どうして側に居られないのだろうか?

また、今世も共に生きられないのか・・・魂だけがつながっていて 3次元的なコンタクトが取れないのは もう嫌だと。

 

望まれるなら 道を踏み外しても構わない とまで思った。

だけど、あの人をそんな事に巻き込むのはいけないとも思った。

私の望みをぶちまければあの人に嫌われるどころか 立場を無くしてしまうのもわかっているから だから何も動けなかったんだ。

でも、苦しいよ・・・!私もう、ひとりは嫌だよ!と、どうして良いのかわからない感情でグシャグシャになりながら・・・

 

久々に 三次元的なわがままな感情を爆発させた瞬間でした。

涙が全然止まらない・・・。

 

「そんな事、思ってはいけない」ってずっと抑え込んできた。

そんな感情を持つなんて、と思って来た。

 

いつもそうなのです。

 

「そんな事思っちゃいけない」っていつも黒い感情を否定する私。

 

人間だからいつも聖人君子のようには振る舞う事って出来ないのです。

誰に対しても 「こう言ってはいけない」「こんな風に思ってはいけない」って自分の感じた事を全て否定してしまう。

 

いつも優等生でないといけないと言う思い込み。

 

私はわがままを言っても認めてもらえないとわかっている。と言う呪縛。

 

この思い込みも外していかないと苦しみはいつまでもやって来る・・・と気づいた。

 

ありのままの私とは、優等生では無い私とは・・?

 

 私は、他人から見ると 動揺しない、冷静、感情の揺れが少ないように見えると言われる事が多いのですが 表現の仕方がわからない、又は 出してはいけないと制限かけている部分があるんだと気づいたのです。

本当は物凄く動揺していても、そうは見えない。

 

他人に弱みを見せたくない意地とプライドがある。

 

そこが 自分を苦しめるところなのだと気づいたのです。

 

結局、エネルギー体?のあの人に また救ってもらった。

 

会えない、行方もわからない、あの人に。

 

けれどそれは、あの人と繋がっているから起きる事象なのだと・・・

 

離れていても、どこにいても 魂の根源はいつも一緒だから と言うことなのでしょう。

 

逆も然り、 と言うことも 恐らく 今、私の身に起きて来ていると感じています。