My roots

幾千年前からの自分のルーツを見つける”旅”の記録です。

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あまりにも体調が戻らなくてどうにもならない気持ちになる事が増えて、仕事が大好きな私が「この仕事、辞めたい」と思うようになってきたのです。

 

初めは 朝、行きたくない・・・と思うように。

でも いい大人が 行きたくないでは通用しないよなぁ・・・とも思って ギリギリの時間に職場に駆け込む事が増えて

 

こんな事って今まで無かった。

働く場所を変えたら良いのだろうか?

私の天職だと思っていたけれど 労働条件はここのところ悪くなっていくばかりだし・・・

 

まずは 辞めることの前に 無理をしない事にしようと思った。

 

全部を背負うのではなく 周りにも分散させるように。

 

今まで 私が我慢して頑張ればなんとかなるって思って来たけれど それは単に自分に負担がかかるだけだった。

 

無理をして 出来た事を 会社は 「無理をしている、頑張っている」とは捉えない。

「出来るんだから」と捉えられると もっと頑張るしかなくなる。

 

これは変えないといけないと思った。

出来ない事は出来ないんだと 言わなきゃならない。

出来ない事まで頑張る事は無い。

出来ない自分にがっかりしなくて良いんだと 思った。

 

次に思ったのは 自分がやりたかった事・・・それを始めようと思った。

 

私的には まさか この道に?と思うような事だけど これも人のためになることではある。

本業から少し離れよう と思った。

 

要は これ以上 本業に入れ込まない事にした。

 

これは大きな決断になる。

 

私にとって この本業は天職と思って邁進してきて5年以上経過した。

独身の頃からの経験も入れたら10数年の本業。

学生の頃からこの道に行くと決めて頑張って来た事だった。

結婚して専業主婦になった事を後悔し、あんなに ブランクが憎かった私が 本業をから距離を置こうと思うなんて信じられない事なのだけど。

 

完全に辞める訳ではないけれど これ以上 本業を頑張らない。

私じゃなくても良いって思った。

この本業に拘らなくなったのは 彼やあの人との繋がりも重要視しなくなった・・・と言えるかもしれない。

 

本業に戻らないと彼に認めてもらえない、彼に近い存在になれない・・・と思っていた 数年前の気持ちを手放したのだ。

 

もう 良いんだ。

彼と関わる事は私にその意思が有れば 彼は受け入れてくれると信じる事が出来る様になった。

あの人の事は 今はどうしても いつか会いたい いつか伝えたいと思ってきた事を簡単に手放せはしないけれど それも時間が解決してくれるだろうと・・・想い続ける事も気が済むまで想えば良いって思えたから

 

たとえ二度と会えなくても 私の気が済むまで想い続ける事を自分に許可したら もう本業だけに拘らなくても良いって思えた。

 

やりたい事があって そこに向かっても良いって思った時、私は その関連の繋がりの方に連絡を入れていた。

 

これがすぐに本職になるとは限らない。

それでも やってみたいと思う気持ちに正直になった。

その方には 正直に「自信が無いって事を 自信を持って言えます」と、『怖い』と思う気持ちも伝えた。

 

その方からは優しい言葉が返って来た。

 

「楽しんでいただけそうなので ぜひ」

「ゆっくりと考えてください」 

 

結論を急ぐ必要はない。

ただ やってみたいと思う気持ちに正直に従う事にした…。